ヤンさん危機一髪!?


仕事とはいえ、炎天下の日本を脱出し、
今年の夏は比較的涼しいフランスへ。
昼間の打ち合わせもなんとか無事終了し、
夜は中華料理をご馳走してもらえることになりました。
どうぜ、フランスの中華だろうと、思っていたところ、
電車に揺られて30分。地下鉄の駅を降りて、階段を上がりると、
到着したのが、なんと凱旋門の真正面。
その夜景の見事なまでの美しさ。そして、
パリのど真ん中の中華専門店でのご馳走。
思わぬ計らいにびっくり仰天!!
しかし、そこからが悪夢の始まりでした。

ご馳走を沢山食べて、帰りの帰途に着いた時、
どうもお腹の調子がイマイチ。
駅に着いたらトイレに行こうと考え、
地下鉄の駅に着き改札を抜けた時に言われたのは、
「ヤンさん、通常、パリの地下鉄の駅の構内にはトイレは無いよ。
 どうしてもしたいのなら、立ち○ョンすれば。」
とのこと。
いいや、大きいほうなんですが、というわけにもいかず、
駅の構内を探しても、トイレはありましたが、
夜も遅いためか閉まっていました。
もしかしたら、地下鉄の車内にはトイレがあるかも、
という淡い期待を胸に地下鉄に乗りましたが、
やはり、ありません。30分我慢するしかありません。
しかし、どうにも待ってはくれません。
地下鉄の中で野○ソする羽目になるのか、、、
なんて最悪な想像をしなければならないほどに大ピンチ。
見ず知らずの場所で、しかも、これが最終電車なので、
途中下車するわけにもいかず、
冷や汗を掻きながら、やっと目的の駅に到着。
下車して、ダッシュでトイレを探しました。
幸いなことに、通りがかりの親切な方が場所を教えてくれました。
かたくなにフランス語しか使わない等、普段はとっつき難いフランス人ですが、
相手が本当に困っていると判った時は、フランス人は本当に親切。
今回も救われました。

あとで同行した方に事情を説明すると、
「だったら、途中下車してタクシーで帰れば良かったのに。」
と、思わぬ回答。確かに、その手がありました。
ちなみに、その方は、パリの街中の地下鉄のプラットフォームで、
立ち○ョンした経験があるとか。恐れ入りました。



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