フランスのタクシー


フランスのタクシーは、ほとんどがキャッシュオンリー。
だから、ある程度の現金、この場合はユーロ、を用意しないと、
おちおち安心して乗ることもできません。
通常は現地の方がタクシーを予約してくれるので
請求は直接会社に送られ、乗るこちらとしても安心なのですが、
今回は予約をお願いしたにも関わらず、
飛行場から出たところに、
待ってくれているはずのタクシーが私を待っていません。
海外では盗難の危険もあるし、ほとんどがカードで支払い可能なので、
たいていの場合、現金はあまり持ち歩きません。
しかたがないので、ありったけの現金をユーロに換金し、
タクシーを捕まえて、カードが使えるかどうか聞いたところ、
有無をいわず私の荷物を車に乗せて、車に乗るように促してきます。
仕方ないので行き先をつげ発車。高速らしい道をひた走り、
運賃もどんどんかさんでいきます。
手持ちの現金以内で目的地に着けるかどうか、気が気ではありません。
もし、料金が手持ちの現金を超えそうになったらどうしよう。
そこで降ろしてもらおうか、
でも高速の途中ならばどうしよう。
今回は一人旅。頼れる人はいません。
そんな事を考えているうち、なんとか、手持ちの現金以内で到着。
ほっと安心していると、タクシーの運転手がカードリーダーを持ち出してきました。
なんだ、このタクシー、カードで払えるんだ。
最初の質問も通じていたんだ。
心配して損した。

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