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そのまま、まっすぐ職場に。
まあ、毎度の事ながら忙しい。
一仕事終えた後、現地の人曰く、
「明日の夜はクリスマスパーティーです。」
（おお、ホワイトクリスマスか。それはロマンチック。）
「だから覚悟しておいて下さいね。」
（え、覚悟ってなんだろう。）
「時間は七時から五時までですから。」 （は、五時まで！？）
「みんなで踊りまくりましょう。」 （ハァ？）
そして当日。
けたたましい音楽と共にパーティーは始まりました。
ロマンチックもヘッタクレもあったものではありません。
そして皆が踊り始めます。
それは、あたかも、まるで一昔前のディスコのよう。
輪になって踊る人。肩を組む人。カップルで踊りを楽しむ人。
みんな、思い思いの方法で楽しんでます。
遠くから恐る恐る踊りの輪を眺めていると、
知らないはずのおばさんが手招きで誘って来ます。
無視するわけにもいきません。参加するしかないようです。
その後は、一体なにがどうなったのやら。
気がつくと時刻は十二時を過ぎ足は筋肉痛。
さすがに中座してしまいました。
しかし、その後も大抵の人は三時まで、
宴会好きは、本当に五時まで、踊り続けたそうです。
すさまじいパワーです。
帰りの飛行機の機内から見たアルプスの美しさと、
ルーマニアの人のパワーに圧倒された出張でした。
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