時期はずれのクリスマスパーティー |
|
今回、私が出張にスウェーデンに来たのは、すでに2月。 にもかかわらず、この時期にクリスマスパーティー。 なかなか、出席者の都合がつかず、のびのびとなってしまったらしいです。 皆さんならば、北欧の、スウェーデンのクリスマスパーティーが どのようなものなのか、想像できるでしょうか? さぞかし、素敵でロマンチックなものを想像することだと思います。 しかし、実態は、、、、、 まずは、紙が配られました。 これにはスウェーデン語の歌が沢山書いてあります。 つまり歌詞カードです。 歌の内容や歌自身は私にはわかりませんでしたが、 この時点でとてもいやな予感がしました。 5分後、なにやら鐘がなりました。そして、全員起立、歌を歌い始めます。 しかも、歌は静かなクリスマス・ソングなどではありません。 とても騒々しい、宴会で歌うような歌です。 歌が終わると「スコール(乾杯)」です。当然、グラスを空けなければいけません。 まあ、一回くらいなら平気かなと思っていると、5分後、さらに鐘が鳴ります。 そして、再び全員起立、次の歌を歌って「スコール」です。 さらに5分後、またまた5分後、ふたたび5分後、、、、 なんと、これが延々と繰り返されるのです。 ためしに歌の内容を聞いてみると、 「さあ、酒樽を空にするぞ。」 「今日はもう飲めないなんて、いうなよな。」 「さあ、乾杯だ。さらに乾杯だ。またまた乾杯だ。」 こんようなものばかりです。 はたしてこれが、スウェーデンの標準的なクリスマスかどうかはわかりませんが、 こうして、季節はずれのクリスマスの夜はふけていきました。 戻る |