連戦そして混線

時差ぼけと、とんでもない飛行航路のために、すでに体はぼろぼろですが、
しかし、翌日から仕事です。
本日のミッションは、スウェーデン人一人、インドからはるばるやってきたご婦人二人、
そして、多分イギリスから来たであろう人一人と、それぞれと技術打ち合わせをすることです。
「戦いに勝つもっとも重要な要因は、戦略でもなければ戦術でもない。補給である。」
補給を十分な休養のことと考えれば、この言葉が身にしみた一日でした。
しかし、相手は待ってはくれません。
最初のスウェーデン人はやさしい言葉遣いでしたので、難なくクリア。
しかし、次からが大変です。
インドのご婦人方は、ここぞとばかり、インド訛りの英語でまくしたてます。
こちらは日本語なまりの、とてもいいかげんな英語。通じ合うはずもありません。
「戦線が広がりすぎた場合には、一時撤退し、戦力を集結、再編成し、
 戦線を縮小して目標を絞り込み、各個撃破すべし。」
ヤン提督の基本的な戦略に従い、ちょっと休憩をもらった後、質問事項を絞り込み、
段階を経て各個撃破し、最後にはなんとか攻略に成功しました。やれ、うれしや。
次は、どうやらイギリスから来たらしい技術者。
あっけにとられる日本人二人を尻目に、流暢な英語で攻撃してきます。
「相手の得意な戦場で戦えば敗北は必至である。
 よって戦いに勝つには味方の得意とする戦場に敵を引き釣り込むこと。」
ここでもヤン提督の基本戦術に従い、話言葉よりは、図や絵を書いてのディスカッションに
なんとか持ちこみました。
そして、まあ、なんとか相手の言わんとするところを理解しました。
ちょっと、大げさに書きましたが、あの手この手を使い、
あきらめずに挑戦すれば、まあ、なんとかなるものです。時間があればですが、、、
そんな感じで、今回の作戦のうち、最初の難関をなんとか突破しました。


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