You Go, We Go !?

仕事も順調。映画ライフを満喫していたヤンですが、
突然、その行く手に暗雲が立ち込めてしまいました。
新しいプロジェクトに参加してほしいとの依頼が来たのです。

「短期で決着をつけなければならない。
 どうだろうか。ぜひとも一緒に戦って欲しい。」

ちゃんと忙しい振りをしていたのに、見抜かれてしまったのでしょうか?
それはともかく、
今度の相手は今までと同じスウェーデン人とはいえ未知の相手です。
いままでのように、へたくそな、かたことスウェーデン語で、
相手を煙にまくようなアホな戦法が通じる相手なのか、どうなのか、、、

ここで断ることは簡単です。
しかし、当然ですがお願いしてくるほうも困ってのこと。
知らない仲でもないし、、
でも、もらっている給料分くらいは働いてるしなあ、、、

しばらく無言でいると、頭に浮かぶのは次の台詞。
「You Go, We Go」
それは、まさに火の海に落ちようとする仲間を、
片手一本で支えている消防士の台詞。
映画「バックドラフト」の一シーンです。
落ちようとする仲間が、
「もう、いい。手を離してくれ。」
という台詞に対して使った言葉です。
「死ぬときは一緒。死なばもろとも。」
訳せばこうなるのでしょうか、、、、

まあ、断るのは簡単。
でも、この場で断ったとしても、
次に上司経由で言われてしまえば
断れなくなるのがサラリーマンのつらいところ。
まあ、気持ちよく引き受ける振りをするのも悪くはありません。

しぶしぶ承諾すると、
「そうか、では早速出張にいってくれ。」
「なに!!!」と心で叫んでも後の祭り。

というわけで、またまた、急な出陣(出張)です。
場所は同じなのですが、今回の相手は未知の相手。
悲壮な決意をかため、急速に準備を整えつつ、出張に望みました。
しかし、この時点での私には、
今回の出張が壮絶なお気楽旅行になるなどとは、
予想だにできませんでした。

ちなみに行きの飛行機は「ポケモン飛行機」。
機体にポケモンが描かれている飛行機です。
しかし、中や機内サービスは、普通とまったく同じ。
なんか、ポケモン定食とかポケモンカップとかを期待したのに、、、
とても残念。

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