はやり風邪


9月の後半は日本でも微妙な時期。
秋の始まりなのか、夏の終わりなのか?
着ていく服にも困りもの。
しかし、出張においては、持ってゆく服となり、
寒かった場合、暑かった場合と、両方を、
ある程度の期間用意するのは荷物もかさばります。
そして、一度決めたら最後、変えられません。
まあ、現地で購入という手もありますが、
時間が思うように取れるとも限りません。

9月のこの時期のスウェーデン、ヨーテボリは、
さほど寒くはないはずなので、
私は、一応は寒かった場合の用意もして、
軽装メインで支度をしてきてしまいました。
それでも、初日はよかったのですが、
二日目からとても寒くなってしましました。
しかも、雨。かっぱや傘の用意もしてきません。
悪いことに、風邪が流行っているとのこと。
即効でもらってしまいました。

こちらで流行っている、そして私が貰ってしまった風邪は、
熱は出ないのですが、喉が痛く、咳が出るという症状。
日本から持ってきた薬を服用しましたが、
すぐに尽きてしまいました。

さっそく薬局に連れて行ってもらいましたが、
風邪薬のようなものはないとのこと。
こちらでは基本的には薬を飲まず、
暖かくして、栄養を取って、
ゆっくり休んで風邪を治すとのこと。
お国柄がよく表れている言葉です。
しかたないのでトローチでなんとか凌ぎました。

仕事も風邪のひきはじめは、
暗雲垂れ込めていましたが、徐々に好転。
私の風邪が治るのと時を同じくして良好な結果が出せました。
まあ、結果良ければすべてよし。
今度からは、多少暑くなっても、荷物がかさばっても、
防寒に心がけようと思いました。



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