謝り侍、北京に初上陸


手がけていたプロジェクトに急に暗雲が、、、
急遽説明に来いと顧客の要求が、、
準備もままならぬ内に出張へ。
ついたその日から質問の嵐。
準備も出来ていないから答えられるわけもありません。

「これはどうなってるの!?」
「それは只今調査中でして。」

「改善の見込みはあるのか!?」
「調査の結果が出ないとなんとも、、、」

すると、
「調査中、調査中ばかりでとても不安だ。安心出来ない。」

それは、ごもっとも。
けれど答えられない事は答えられません。
ひたすら謝り誤魔化すしかありません。
そんな調子で一週間がすぎ、
何とか帰る事ができました。
ヤレヤレです。
フライトは、何時もなら日本の航空会社。
しかし、今回は経費削減のためドイツの航空会社。
実はこちらの方が日本には速く帰れます。
喜んだのもつかの間、最初に乗る飛行機が遅延。
乗り継ぐはずの飛行機が私を待たずに行ってしまいました。
それも十分の違いで。

その航空会社は乗り継ぎ保証があるので、
次の便をリブックすればいいのですが。
日本への直行便は本日はないとの事。
一泊するか乗り継ぎをするか、、
しょうがないので北京経由を選びました。
当然ですが北京便には多くの中国の人たちが。
皆、私に中国語で話しかけてきます。
そんなに私は中国の人間に見えるのでしょうか。

北京での乗り継ぎの為の僅かな滞在の間。
中国語のファンタとスプライト。
ラウンジにあった飲茶と奇妙なカップ麺が印象的でした。

ヨーロッパからの帰国便なら日本海の新潟県方向から侵入してきますが、
北京からは関西方向からの侵入。
いつもなら見られない窓からの風景。
セントレア空港や静岡空港、富士山や私が住んでいる街。
そんな上からの風景も印象的でした。




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