最長の出張


最近では、経費節約の為なのか、
出張期間も長くて一週間。
しかし、今回は、システムが動作するまで帰るな、とのこと。
私の今までの最長記録が二週間ですので、
それを超えそうな雰囲気。
それでも行かなければならないのがつらいところ。
結局のところ、2週間半で記録は更新されてしまいました。


今年の冬のヨーロッパは豪雪。
そのために空港閉鎖や飛行機のキャンセルが相次ぎ、
行きの旅程でも、フランクフルトに到着したは良いのだけれど、
スウェーデンに行く飛行機がキャンセル。
しかたないので、カウンターに行くと、
そこには大勢の人が長い列を作っていました。
仕方がないので、その最後尾について、待つこと二時間。
運よく次の飛行機に乗ることができました。
しかし、あれだけ大勢の人が長い列を作っているのに、
開いているカウンターは3つだけ。
多分日本ならば、すべてのカウンターを開けるはずなのに、、、
律義というか杓子定規ということなのでしょうか。


12月13日は、聖ルシア祭。
私が昼食を取っていたレストランにも、
ろうそくの冠をかぶった女の子を先頭に、
多くの子供たちが、やってきて、
歌をうたってくれました。
なかなか貴重な体験でした。


12月に入るとスウェーデンは、すでにクリスマスモード。
ウィークエンドともなると、寒波にも関わらず大勢の人が
町に繰り出してきます。
それだけならば良いのですが、ホテルのバーやラウンジを占拠。
よって、エレベーターも大混雑。
ホテルに入るのにも、部屋に帰るのにも一苦労。
そして、とても騒がしい。
それが夜中の一時まで、、、、
ホテルのバーが閉まっても、
名残惜しいのか、未練がましいというのか、なかなか人が帰りません。
本当にタフな人々でした。


なんとか帰国の日取りも決まりました。
一日遅ければ豪雪で帰ってこれなかったかも、、、
それでもシートがエコノミーから
エクストラエコノミーにアップグレード。
快適に帰国できました。



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