アート

五年程前に手掛けていたプロジェクト。
もうすでに現地の方々に作業は移管して、 私はたまにお手伝いのみ。
しかし、今回は大幅に変更されて、新規に開発がスタート。
当然ながら私も借り出されることに。
という訳で五年ぶりに懐かしいお客さんのところに出張。
まあ、五年もすると知った顔はほとんど居なくなっていましたが。

当然ですが、イギリスの公用語は英語。
例えばスウェーデンの様に日常会話はスウェーデン語、ビジネスでは英語であると、
話す速度は変わってきて、私でも、かろうじて聞き取ることができますが、
イギリス人が喋る英語は容赦ありません。
最初は慣れるのが精一杯。
何度も聞き直したり、苦労の連続。
それでも、彼らは紳士で親切。
そのおかげで、なんとか、最初の打ち合わせは無事に終わりました。
打ち合わせの後に、五年前に私が手掛けた製品を見せてもらえる事に。
実際に使用されている所を見るのはこれが始め。
自身が手掛けた製品が見事に動いているのを見るのはエンジニア冥利に着きます。
しかも、お客さんからも誉めていただき、
正に幸福な時間でした。


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